Pride of mind


Après Guerre #6, 10/1994, p. 38
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8月8日心斎橋ミューズホールにて『Jester's Brain Vol 2』が行われた。今回は4つのバンドが出演。 その一番手は『Pride of Mind』。「Pride of Mind」と言う声と共に、幕が開かれ3人の姿が現れる。 Gの福山とKeyの伊藤がパーカッションを打つ姿は、まるで演奏と言うよりもパフォーマンスのようにも見える。
5曲目の『The sky was blue~my supreme love』では先程までとは打って変わって、透き通った雰囲気のキーボードで始まる静かな曲に。 観客も静かに聴きいっている。
そして「暑いですけど、キレちゃってください。」というVoの春名のMCで再び煽るように『Angels of night』へ。
そして『Flowers』、ラスト『Tale of one night』。Gの福山が雄大な雰囲気すら漂うソロを聴かせた。 ライトに浮かび上がる3人のシルエットと、ステージを去る前に、「ありがとう」と言って、深く深く礼をした春名がとても印象的であった。

―自己紹介をお願いします。
福山:ギターの福山敦司です。
春名:ヴォーカルの春名真樹です。
伊藤:キーボードとパーカッションの伊藤まさのりです。
―結成から今までの活動についてお話ししてください。
春名:話せば長くなる。
福山:93年の9月に結成して、3月1日にファーストライブ。
二人(福山と春名)がこのバンドを作って、伊藤君を見つけたのが93年の暮れぐらいで、ライブができるようになったので、翌年の3月1日から、ライブ活動を始めて、今に至ります。
―今までの活動は、関西でのライブが中心なんですか。
福山:今年の6月から東京方面にも、それまでは大阪だけですね。
―演奏されてる音楽の方向性、音楽性を言葉で表すとどうなりますか。
福山:心のサウンド、心のメロディ(笑)。
―それは、どういった心なんですか。
春名:魂。
福山:魂。
春名:どういった魂かな。
福山:それは曲によっていろいろあるけど。
―自分たちの音楽の魅力とか、見せたい聴かせたい部分はどういったところにあるんですか。
福山:生きた音作り。