Pride of mind


Imperfection #8, 2/1996, p. 29
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―ライブステージに於いてPRIDE OF MINDのステージはセットに関しても1つのスクリーンをみているようなイメージを受けるんですが、皆さんが常に心掛けていることは?
伊藤:ショウなので、お客さんを入れてお金をもらっているということは、僕らだけ楽しむだけではいけないので、その値段設定で納得してもらえるような、皆さんが楽しめるようなステージを心掛けています。
春名:映画とか大好きで、かといって映画に携わる仕事が出来るわけではないので、映画には負けたくないなというのがありますね。映画にはセリフがあってそれぞれの動きがあって音楽があって映像があるんですけど、できるだけそれに近い状態をバンドで表現できたらいいなど。 Pride of mindという3人の登場人物、キャストがいい音楽を背景に演じるというか・・肩に力を入れないでやっています。 福山:一言で言えばライブはショウであって、当然お客さんに対してみせることとか演出などは考えてますけど、かといってせっかくお金を払ってみにきてもらって楽しくない、楽しんでもらえないっていうのは嘘だと思うし、いろんな意味でライブは楽しいものやと思うし。 僕自身は、1つの流れや呼吸のようなもの、自分達の場合でいえば、幕が閉じているときからSEがあればSEからとか、最後にSEがあればそれをどこで入れるか、フェードインするか、どこでメンバーが去るとかそういう細部に至るまで考えているので、最初から最後まで総合した1つの流れ、呼吸みたいなものをより心地よくするには・・・ということを考えていますね。
―今年の意気込みは?
福山:とりあえず、いよいよ物事が始まったという感じなので、これからは「気合い一発!」で。(大爆笑)
―(笑)ステージからは想像もつかないですけど。
福山:いや、僕らは常に「気合い一発!」を重視してます。
伊藤:うちらは3人なので特に「気合い」を入れないといけないですからね。
―では、最後に読者・ファンの皆さんにメッセージを。
伊藤:僕らをみて楽しむってことがありますけど、僕らはお客さんを見て楽しんでいるので、お客さんが楽しんでくれないと僕らも楽しめないし、持ちつ持たれつお互い競いあって、愛じゃないですけど、“冷めない愛”を保っていきたいですね。
―すごく男っぽいハードなステージングをしていますやね。
伊藤:男ですから。(大爆笑)
福山:うちは女っぽいのもNO!やから。
伊藤:僕ら完壁男主義やから。男の色気ってものをね。あっ今年は“MoreSEXY”でいきます。(大爆笑)淫らに。
福山:バンド会議で今年は“More淫ら”やなっていってたんです。(笑)
―(笑)では、福山さん。
福山:とりあえず、ライブに来てほしいし、CDも聞いてほしいですし。 ちょっとでも自分達のことを知って興味を持った人は更に深く知ってほしいですね。 これから新たな戦略を考えているんで楽しみにしてて下さい。
春名:どちらかと言えばお願いに近いんですけど、ノーメイクだと高飛車で平手打ちでも食らわしたい様な(笑)イメージがあるみたいなんですけど、普段はすごくエレガント地味なので、とりあえず今年は“Moreエレガンス”でいきますのでライブの時は僕の近くに来て下さい。